インフルエンザA型に効果的なリレンザ

インフルエンザという感染症は、その原因となっているインフルエンザウイルスのタイプによって、インフルエンザA型、B型、C型という3つに分けられるのが一般的となっています。インフルエンザC型は、実際にはほとんど流行することはなく、世界的な大流行となるのは、ほぼインフルエンザA型ときまっており、B型がそれに次ぐものといえます。インフルエンザA型に感染すると、38度以上の高い熱が出るほか、寒気がおさまらず、成人の場合には関節や筋肉の痛みといった症状もあらわれることがあります。
このようなインフルエンザの特効薬として、最近ではいくつかのものが登場しており、そのなかでもリレンザなどは従来のような錠剤とは違って、専用の吸引器によって口から息を吸うのにあわせて薬剤を吸引するという、かなり変わったタイプの医薬品です。リレンザはインフルエンザA型、B型の両方について、その治療と予防のために効果を発揮するものです。リレンザのような服用方法をとれば、ウイルスがあつまりやすい気道の粘膜のようなところにも、薬剤が直接的に行き渡ることになりますので、正しく使用できた場合には、たしかな効果が期待できると考えられています。
このリレンザの具体的な服用方法ですが、まずは吸引器に円盤のようになっている薬剤をとりつけたのち、吸引器を水平にもって、そのまま息をはきだし、終わったら吸引器を口にくわえて息とともに薬剤を吸い込み、数秒間息を止めます。これが基本的なリレンザの服用方法であり、トレーを引き出すと次の薬剤がひとりでに出てきますので、同じ方法で2回目の吸引をすれば、すべて終了ということになります。このように、服用にあたっては少々コツが必要となるため、横着をせずに説明書を見ながら吸引をするとよいでしょう。